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Author:店長
空とぶキリン・ネット書店「とぶりんネット」店長のささのでございます。
ほっぴー副店長、こっこ店員とともに、がんばります!
ネットショップは初心者です。不手際がありましたら、お知らせくださいませ。
空とぶキリン・ネット書店 http://toburin.cart.fc2.com/
メールでのお問い合わせは yusa55toburin@gmail.com

☆2016年から地元の文化教室で、エッセイ教室を開いています。
エッセイ教室HPは、http://jibunshikoza.web.fc2.com/
Twitterは、https://twitter.com/yusa1507shin
こちらも、よろしくです。

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アンドウさんに1万チップ!!
4月3日、とうとう手術の日です。
朝の8時50分開始なので、夫は20分前には来るよう言われ、
めっちゃ早起きしてきてくれました。

元気づけようとしてなのか妙に明るいテンションで、
MRI画像で見た私のお腹周りの脂肪のぶ厚さを
指を広げてジェスチャーで表現して、笑っています・・・
私のデブネタで明るい気持ちになるのは、夫だけ。
私はちっとも嬉しくないのですが、
そのことには、どうやら気づいていないようです。
でも一生懸命に笑わそうとしてくれて、ありがとう。
とてもいい人です。

手術後は、ベッドごとがらんがらんと部屋まで運ばれると、
夫が待っていてくれました。
「手術、予定より早く終わったよ。うまくいって、なんちゃらかちゃら・・・・・ 」
あと、なんだかたくさん話しかけてくれるのですが、頭に入ってきません。
すると今度は顔の真ん前に突然担当ドクターの顔が超UP。
「手術、予定より早く終わりましたよ。うまくいって、なんちゃらかちゃら・・・・・ 」
夫の2倍くらいの大きな声で、同じ話が・・・
はい、はい、と答えながら何も理解できないワタクシでした。

それからの24時間は、まさに生き地獄・・・  (我慢弱いので・・・ えへっ)
朦朧としていなかったら、きっと泣いていたでしょう。 

腰の手術した部分から、たまった血を出すためのチューブが出ていて、
仰向けに寝ているのがとても苦しく、
腰全体も手術の影響でとても痛い(ボブ・サップが両手で腰を押さえつけてる感じ?) のです。
かといって横を向かせてもらってもしんどい。
20分くらいしたら向きを変えたくなるのですが、自分で寝返りを打てないので
そのたびにナースコールをしなくてはならず、
やっぱり少し遠慮してしまいます。
痛いのを我慢しながら、朦朧とした頭で、時計を確認して、2時間ぐらい経ったら、お願いしていました。

実は、このチューブが抜けるまでの24時間、私のなかではぜんぶ「夜中」のイメージなんですが、
どうやら、それは私が目をつぶっていたから。
翌日のお昼前になって、それに気づき、目を開けたら、普通にお昼でした。
それぐらい、他のことが考えられない、苦しい時間だったんですね。(ささの店長、かわいそう!)

人工呼吸のホースをつけていたせいか、声もうまくでません。
しわがれた声で、目をつぶったまま、「寝返りを~」 と要求するわたくしは、
まるで、「妖怪寝返り婆あ」 
ちょっとこわいですね。 (笑)

そんななか、夜中を担当してくれた看護士のアンドウさんが、
とてもやさしく、私の唯一の心の支えでした。
看護士さんによっては、用事が済むと、ササッといつの間にか消えていて、
アレも頼みたかったなあ・・・と後で思うことが多々あったのですが、
アンドウさんは寝返りの後も、私の布団を直してくれたり、
尿バッグ(?)にきちんと落ちているかトントンたたいて確認したり、
けっこう長い間、私の周りで、こまごまと動いてくれているのです。
何をしているのかは、朦朧状態の私に鮮明にはわからないのですが、
誰かがやさしい気持ちで側にいてくれている
ということだけは伝わってくるのです。
そして必ず最後に、冷たいお水をコップにいっぱい満たしてくれて、
また何かあったら、遠慮しないで、呼んで下さいね。
といって、去って行くのです。
アンドウさんが来てくれた後は、とても落ち着いた気持ちになって、
しばらくはウトウトと眠れるのでした。

イヤイヤながら仕事をする人と、アンドウさんのような人。
同じ報酬ではおかしいですよね。
この際、全国民、バイトから総理大臣まで、
みんな給与+チップ制にしちゃったらどうでしょう。
何時間働いたら、いくら。(これは全員同一報酬!)
そして、プラス、チップ制です!!!
いい働きには、いっぱいチップ。

妄想はどこまでも広がります!

全員が、毎日人にあげられるチップを1万チップずつ持っていて、
今日はこの人に1000チップ、あの人に3000チップと、申告するんです。
ああ、でもこれは、行政ではカバーできない大がかりな報酬制ですなあ・・・
こうなったら、いっそ神さまにお出まし頂いてですね、
心の中で、ひそかにチップを申告しちゃいましょうか。

「アンドウさんに1万チップ!」

この日の私は、神さまに、そっと申告いたしました。

もし、夜勤明けの疲れたアンドウさんに、心地よい風が吹いて、
サクラの花びらが一枚ほほに舞い落ちたら、
そして、そのことをアンドウさんが、
「何かいいことありそう・・・」と感じたら、

アンドウさん、それは私の1万チップです!
どうぞ、受け取って下さい!!


甘く鼻にかかったアンドウさんの声と、やさしい笑顔・・・ (目を閉じていたのに、なぜか鮮明)

不思議なことに、あれから10日経って、
だいたいの看護士さんには2回、3回と担当して貰っているのですが、
まだ、アンドウさんには、出会えていません・・・
あの日、あの夜だけ、私を助けに来てくれた天使だったのでしょうか。
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入院 | 21:27:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
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